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2014年

真美ヶ丘

講演会「安らかな看取りを迎えるために」実施報告

2014.03.02

2月20日(木)エリシオン真美ヶ丘多目的ホールにて

国保中央病院 緩和ケア科 徳岡 泰紀先生による講演会を実施しました。

徳岡先生は、現在まで500人ほどの方をチームやご家族様とともに看取られた実績をお持ちです。

その事例を踏まえつつ「看取り」について、実際的な経過も含めてご説明をいただきました。

高齢化社会は、多死時代・・・

この講演会で先生が言われていた言葉。高齢化社会に向けてエリシオンは日々の介護をいかに良くするかを考えてきました。しかし多死時代に対しては、複雑なもの、そして一人ひとりを大切に思うからこそ避けたいものとして曖昧にしてきたところがありました。

しかし、多死時代は必ず訪れます。その人らしい生き方、その人らしい人生の終い方を真剣に考え「看取り介護」をもっと充実させたものにして「エリシオンでの最期」を有意義にすごしていただきたいという思いもあり、今回の徳岡先生による講演会を実施するに至りました。

 

講演終了後、職員それぞれの思いが、先生への質問に投げかけられました。

その中で

「終末が近いことを認めたくないご家族様の気持ちにはどう対応するのか」という問いに対して

①病態をしっかりと説明する ②これからの経過を説明する ③頻回に面談し、一緒に話し合う

を実践していき、認めたくない「思い」は何なのかを把握し、理解することが大切だと教えていただきました。

今回の講演会を通じて、職員が理念を一致させ「安らかな看取り」を迎えるお手伝いができればと思います。

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